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　2013(平成25)年もあと一ヶ月になってしまった。　政治の世界では夏の参院選で自由民主党が大勝利を収めてねじれ国会に終止符をうった年になった。　最近では「特定秘密保護法案」なるものが衆院で可決された。　年内にも参院で可決成立する可能性が大なのだ。　わたしは、この法律は公務員に科せられるものと解釈していたが、何が機密であるかどうかさえ秘密です、という国民に都合の悪い情報はこの法のもとに隠蔽されるらしい。　故に、わたしはこの法案に反対することにした　。(2013.12.01〜）

　堀江貴文氏の刑期満了（H25.11.10.AM00:00)前に発刊された著書「ゼロ」を読んだ。彼の今まで歩んできた人生行路を綴りながら、まい進する姿を描いた力作だと感じた。彼の宇宙にかける夢を垣間見た一冊でもある。　それを記念するロケットの打ち上げが成功したとのこと。　喜ばしいことである。何十年か先、多くの人が宇宙旅行する時代が来ると思う。　今後の彼の行く末が楽しみだ。(2013.11.13〜）
「ゼロ」堀江貴文著　　"今、伝えたいもの"[動画]　Ｏ.Ｂ.

　最近の注目ニュースは、先の参院選で当選した山本太郎議員の秋の園遊会での天皇への手紙騒動、ホテル、デパートでの食材偽装騒動、特定秘密法案への政府提案に対する行方など。(2013.11.09〜）

「無の会」グループは福島第一原発の事故から２年半が過ぎたにもかかわらず未だ収束したような情勢でないなかで政府や電力会社は再稼動に向けてを動いています。当グループは今後の国のエネルギー施策をこれまで"脱原発から自然エネルギー発電へ"移行することを訴えてまいりました。　再稼動については政府の安全宣言と地元の理解がとれた原発だけは稼動を容認するとしていたが、今日からは全国の原発が稼動していないのを契機として「原発ゼロそして自然エネルギー発電へ」とスローガンを転換します。よって"再稼動は容認できない。全国の原発は全て廃炉すべし"と、訴えます。（2013.10.04〜）

　全国から注目されている堺市の市長選挙であるが、票をあけてみると現職候補が新人を５万票の差でもって勝ち取り続投する結果で終了した。　３人の補欠選挙も同時投票となったがこの結果は２人が自民推薦で当選、維新の会側の候補が１議席をそれぞれ獲得した。　今回の市長選の争点は大阪都構想を受け入れるか否かを問うという側面を持っていたので有権者はこれに「Ｎｏ」をつけたとおもう。
　これによりただちに「大阪都構想」がなくなるわけではない。　マスコミ各社は橋下氏の政治力の低下を盛んに報じている。　（H25.10.01)

　いよいよ全国から注目されている堺市の市長選挙が投票・即日開票を明日に迎えます。　現職市長候補と新人（元市議会議員）の一騎打ち。　方や自民、民主、社民と共産党が支援・支持陣営。　挑戦するは橋下大阪市長率いる維新の会。　大阪都構想という施策をアピールする陣営は、既成政党の相乗りを「既得権益」を守りたいだけで将来に対するビジョンが無いと批判する。それに対し、中身がはっきりしない施策はデマであり市民を欺く主張である、と非難する。　いずれにしても立候補者をおしのけて維新憎しの大合唱である。　現職候補側は組織票が見込まれるのに対し、維新候補は組織支援がないので浮動票が頼みである。　投票率が上がると維新有利になるのだが、低いと現職候補が有利となる。
　とにかく今後の日本の姿を占う注目の選挙、結果が出るまで目が放せない。（H25.09.28）選挙前夜です。

　９月になって日本での最大の話題（H25.09.12現在）と言えば、2020年のオリンピックが東京に決まったことだろう。　国内的にはそれどころではないと言う論議もあるのだが、７年先の大会に向けて国をあげてのお祝いムードに浸っている。　消費税の増税も確実な雰囲気だし、反対論もいつしかしぼんでしまったようだ。　オバマ政権が推し進めていたシリアへの軍事介入もなんとか回避されるようでちょっぴり安心と言ったところだ。　ところで、東電元経営陣や元関係者を告発したが検察当局は全員不起訴になったが管理人は決定は妥当だと思う。　地元住民及び避難住民の感情としては起訴したいところだろう。　気持ちはわかるが、刑事罰を科すにはそれなりの法律にもとずく違反が立証出来なければならないからだ。　検察は１年かけて捜査をしたが、有罪にできる証拠や証言が得られなかったからだ。　これが一昔前なら、起訴することも可能であろうが、国策の原発事案だけに強制指揮権を発動して捜査そのものを闇に葬ることも可能である。　それらを覆い隠すためにもオリンピックの誘致は必勝で安倍総理自ら総会に乗り込んでプレゼンを行うことで勝ち取った開催は政治的に快挙である。（H25.09.12)

　東京電力福島第一原子力発電所の汚染水のことがこのところの話題になっている。　タンクのどこかに穴があいていて、３００ｔもの汚染水が海に流れたのではないかとの疑惑もそうだが、毎日４００ｔもの地下水が原子炉建て屋の下でメルトダウンした核燃料と混ざり、汚染水となった水は、一部は井戸からくみ出されて地上のタンクに詰まれていると思うが全部ではなかろう。　ある方の研究によるとあの辺の地層の構造により水は海に流れていると思われる。　そして、原子炉建て屋の山側で止水すれば今度は建て屋の路盤が沈下して地震に対しもろくなるし、海側で止水すれば、地上に噴出す。　事業者だけの対応策ではらちがあかない。　国として、政府の責任で対策を実施するしかないと思うが。（H25.08.23）

　「経済産業省は１日、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に必要な技術を、国内の原子力関係機関や事業者が一体となって開発する新組織「国際廃炉研究開発機構」の設立を認可した。」というニュースが9日流れた。　が、しかし、事故後2年以上たった今ごろになって設立とはちゃんちゃらおかしい。　福島第1原発の1号機から４号機は爆発事故で建物が大きく壊れた時点で「廃炉」する決断が出来たはずだが、東電がその気にならず今に至ったからだ。　新たに汚染水が海に流れ出していることを東電が認めたことから、国は東電に任せて置けないと重い腰をあげた格好だが、逆からみれば国は東電に罪をなすりつけて知らんプリをこいていたことになりはしないか。　とにかく費用の算出が出来ないくらい高額でこれから先何兆円かかるか分からないのだ。　しないよりすることが決まったけれど、もっと早く立ち上げてほしかったと思う次第である。（H25.08.09)

７月２１日、参院選挙が実施されたが即日開票の結果、自民党の圧勝で幕をとじた。共産党の票が躍進した。　その他の野党は票の食い合いで議席を減らした。　特に民主党の惨敗は悲惨であるし、生活に至っては全員落選となった。　自民党は都議選でも勝利し国政選挙でも勝利した。　衆参のねじれも解消し政敵はいなくなった。　向こう３ヵ年は大きな選挙はないのでやりたい放題の環境だ。　やれやれ。(H25.07.22)

いよいよ明日は東京都の都議会議員選挙が実施されます。　大方の予想は自民・公明が過半数を獲得すると思っているし、メディアの論調は自民・公明が勝ってほしい、勝つべき的ではないか。　株や為替は乱高低を繰り返しているが、７月の参院選を有利に勝利するためにはここで勝ちたい。　期待ムードで実態を反映しない経済状況なのだが東京で勝てば、参院選勝利間違いなしの絵がかけるのだ。　維新の会が混乱していることをいいことに躍進をもくろんでいるはず。　それに対し民主党は苦戦していることだろう。　民主党の元・前都議に責任がなくても、中央の同党の国会議員たちのまとまりのない動きや施策の後退やらで、あげく政権まで手放した、と言うより政権放棄（自民の努力は少しはあったかもしれないが）と写ったね。　維新の会はと言うと、ここはふんばりどころなのだが、各候補者の腹が座らなくて橋下共同代表に泣きを入れる始末。　そこで、橋下氏は負ければ党の代表を降りると言うような発言まで言わせてしまった。これを産経新聞などは紙面で"鬼の首を取った"かのような記事を載せて、自民・公明に見方した。　ともあれ、予想は誰にもわからない。　東京都民の民意の動向と投票率の結果に期待する。　そして、有権者が棄権して、大事な一票（意見）を無駄にしないように願うばかりだ。　選挙の前日に思ったこと。（H25.06.22)

　アメリカ（USA)で「教室を持たない学校」＝ネットで勉強　なる教育サービスが話題になっていることを最近発見した。　このサイトは2006年に始まったというが、中身のコンテンツがユニークなのだ。　中身については、当該アイコンをクリックしてもらうとして、ビデオ授業なるものは古くからあった。一新塾の通信課程がそうであった。毎月送られてくるビデオを観て学習したものだ。　それが今日、インターネット網のおかげで、パソコンや情報端末で手軽に情報を手にすることが出来る。　おかげで国内外でも、外国人であってもその情報を得ることが出来る。　そして、無料の学習プログラムサービスを行う企業や団体が生まれた。　わたしもそんな学習世界を夢見た一人であった。　当時はインターネットなるものが今ほど発達していない時代であったから、衛星中継による配信である。これは今日大手の予備校で実施されて、東京での講義が地方の教室でも受けられるシステムだ。　私の場合は、世界に広がる教室（講義室＝聴講場所）で勉強出来るシステムだが、これには莫大な資金が必要と思われ実現は不可能に近かったし、現にそんな学校はないと思う。　しかし、時代は変わった。　著作権でとやかく言わなかったらYouTubeサイトにアップすれば自前でサーバーをそろえることはないし、スポンサーも付くことだってありうる。そうすることでサイバースクール＝サイバーアカデミーは構築出来るような環境になってきた。　（H25.06.19)

　昨今、中国、韓国が日本の領土を脅かす出来事に、にわかに憲法改正論議が起こっている。　今年の夏の参院選はひょっとすると憲法改正に向けた論議が争点になるやも知れぬ。　早くもこれを全面に打ち上げた党もある。結構なことである。しかし、これに異議を唱える議論も活発化している。　その論議の中心は憲法９条の改正についてである。　憲法改正の話しになると一挙に９条に飛んでしまうのか、不思議である。確かにこの条項が抱える問題は日本人にとっては重大な関心ごとであることは間違いない。　だからといって憲法全体を見直そうという論議までタブー視するのはおかしいと思う。　その前段の話しで、９６条を改正してはどうかと言う段階。　憲法改正が実際に行なわれるのは５年先か１０年先、いやもっと先になるでしょう。　筆者が生きている間に間に合うかどうか。　この先の国際状況にもよるが、早まることは無いと見ている。　革命が起これば別だが。
　この国の憲法が他の国から押し付けられたもの、とか、自主憲法でないということで憲法の改正をいう輩もおられるが、筆者からすればそのことはどうでもいいこと。　大事なことは、今にそして将来に向かって現在の憲法がその時代にそっているか否かが問われなければならない。まさに自国民による自国民のための憲法の策定をすることだ。　そして最終的に国民投票という形で国民の真を問う。　まさに正論とおもう。
　現在の憲法の成立過程を見る限り自主憲法ということは出来ないでしょう。なぜなら、民主主義という概念が当時は無かったのだから、軍国主義に凝り固まった政治指導者や学者のもとで国民主権や基本的人権といった概念が支持されることは皆無だ。　その時代、天皇の地位をどうするかが最大の関心ごとで国民のことなどどうでも良かったのだ。　天皇は国民の象徴という形で政治の世界（統治すること）から決別することで決着がついたのだ。　そんな意味では押し付けられた憲法と言うことが出来る。が、そのおかげで戦後の復興と繁栄は容易になったのではないか。　あれから６０余年が経過したのだ、そろそろ自主憲法を考えても良い時期がきているように思える。 "憲法記念日を前にして"　　（H25.05.03)　　==天鬼・コラム78にも同文掲載==